脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれが出る病気です。特に中高年の方に多く、加齢による骨や靭帯の変化が主な原因です。
特徴的なのは「歩くと脚がしびれたり痛くなり、少し休むと楽になる(間欠性跛行)」という症状です。前かがみになると楽になることが多く、自転車は乗れるが歩くとつらい、という方もいます。
主な症状
・歩くと脚が痛い・しびれる
・少し休むと回復する
・腰の重だるさ
・足の力が入りにくいこともある
※排尿・排便の異常や強い麻痺がある場合は、すぐに受診してください。
原因になりやすい要因
・加齢による骨や靭帯の変化
・姿勢不良
・運動不足
・長時間の立ち仕事や歩行
日常生活の姿勢や筋力低下も関係します。
簡単なセルフケア
① 痛みが強い時
・少し前かがみで休む
・無理に歩き続けない
② 痛みが落ち着いたら
・軽いストレッチ(太もも裏やお尻)
・体幹トレーニング(お腹に軽く力を入れる練習)
・自転車や水中歩行など腰に優しい運動

③ 日常生活のポイント
・長時間立ちっぱなしを避ける
・買い物カートや杖を活用
・背筋を伸ばしすぎず、自然な姿勢を意識
*脊柱管狭窄症の場合、身体を反ると狭窄がひどくなり症状の増悪に繋がりますので基本的には身体を丸めるような運動を行うことが良いとされています。
*上体起こしなどの腹筋動作はやり方によっては腰を反ることになるのできちんと運動指導できる人が近くにいる状態で行ってください
最後に
脊柱管狭窄症は、リハビリや生活習慣の見直しで症状が軽くなることが多い病気です。歩ける距離を少しずつ伸ばし、無理のない運動を続けましょう。気になる症状がある場合は、早めに専門家へ相談することが大切です。


