腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にあるクッション(椎間板)の一部が飛び出し、神経を圧迫してしまう状態です。主な症状は、腰の痛みやお尻から脚にかけてのしびれ・痛み(坐骨神経痛)です。重いものを持った後や、長時間のデスクワークなどがきっかけになることがあります。
多くの場合、安静やリハビリ、薬などの保存療法で改善します。手術が必要になるのは一部のケースのみです。
主な症状
・腰の痛み
・お尻から脚へのしびれや痛み
・前かがみや座ると悪化する
・脚に力が入りにくいこともある
※排尿・排便の異常や強い麻痺がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
原因になりやすい生活習慣
・長時間の座りっぱなし
・猫背などの姿勢不良
・重い物を急に持つ
・運動不足
日常の姿勢や体の使い方が大きく関係します。
簡単なセルフケア
① 痛みが強い時
・無理に動かさず、楽な姿勢で休む
・横向きで膝を軽く曲げると楽なことが多い
② 痛みが落ち着いたら
・こまめに姿勢を変える(30〜60分ごと)
・腰を反らしすぎない姿勢を意識する
・軽いストレッチ(痛みのない範囲)
例:仰向けで膝を抱えるストレッチ、太もも裏のストレッチなど

*ヘルニアの場合は基本的には身体を丸めるような動きは椎間板が脊柱管に飛び出す動きになり、症状の増悪につながるので自己流での腹筋動作などはお勧めしません
上記の画像にあるマッケンジー法が有効になることが多いです
③ 日常生活のポイント
・物を持つときは膝を曲げる
・長時間座るときはクッションを使う
・適度なウォーキングを行う
最後に
椎間板ヘルニアは症状に対して適切に介入すれば軽快することの多い疾患です。ただ、脊柱管狭窄症と混同しやすい症状のため第一選択としてはMRIの設備がある整形外科を受診し、しっかり確定診断をしてもらうことをお勧めします。
その後、リハビリや治療の選択肢として当院を選んでいただけると幸いです。

